言葉の壁で進学率の低さ、そして不安定な就職
現在、日本での高校進学率の全国平均は99%ですが、外国につながる子どもたちは60%という統計があります。
高校へ進学したとしても、全国の公立高校の中退率1.27%に対して、日本語教育が必要な生徒の公立高校の中退率は9.61%と、7倍以上の差があります。
そして、高校卒業後の進路について、進学するのは42.2%で、全国平均の71.1%と比較してあきらかに低い割合となっています。就職者のうち非正規の仕事への就職率は、全国では4.3%に対して、日本語の支援が必要な生徒は40.0%と約10倍です。また、進学も就職もしていない者は18.2%になります(全国平均6.7%)。
<参考:我が国に生活・滞在する外国人の現状と外国人が生活・滞在する上での課題、外国人の子どもの教育を受ける権利と修学の保障>
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